肝臓に負担がかかる原因を知ろう
肝臓に負担をかける原因とは？
肝臓は負担がかかっていても自覚症状がほとんど現れない臓器です。
肝臓に負担をかけてしまうと、気付かないうちに症状が進行して、脂肪肝や肝硬変、肝臓がんといった肝臓病になってしまう可能性があります。そうならないためにも、何が原因で肝臓に負担がかかってしまうのかを知っておく必要があります。
肝臓に負担がかかる原因を知り、肝臓に負担をかけないような生活をすることが、肝臓病の予防につながります。そこで、肝臓に負担をかける原因をご紹介していきます。
肝臓に負担をかける5つの原因
肝臓に負担をかける原因1
- 食事のとりすぎ
食事量が多ければ、余った栄養が脂肪となって肝臓に付いてしまいます。肝臓に脂肪が溜まると脂肪肝となり、肝臓に負担がかかる原因となります。腹八分目を超えて食べていると脂肪がつく原因となるので気をつけましょう。
肝臓に負担をかける原因2
- 栄養不足
極端なダイエットなど、栄養をとらなすぎるのも肝臓に負担をかける原因となります。栄養がなければ体の疲労を回復させることができませんから、栄養はバランス良くしっかりとりましょう。しじみに含まれるオルニチンや、かき、いわし、かつお等の魚介類に含まれるタウリンなどの栄養もとると良いでしょう。
肝臓に負担をかける原因3
- 飲酒
お酒の量が多いと、アルコール分解のために肝臓の仕事が増え、負担がかかる原因となります。１日のお酒の量は日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度までにしましょう。アルコールが原因で肝臓病になってしまったら、禁酒が効果的です。
肝臓に負担をかける原因4
- 運動不足
運動不足で血流が悪くなることも、肝臓への負担を増やす原因の１つです。肝臓が働く時には多くの血液が必要となるからです。激しい運動は必要ありません。１日30分程度の軽いウォーキングや筋トレなどで、体の血流を良くしましょう。
肝臓に負担をかける原因5
- ウイルス
ウイルスに感染することによって起こる肝炎にも気をつける必要があります。血液や食べ物を介して感染します。加熱不十分な肉を食べたり、他人の歯ブラシを使うことなどでも感染する可能性があるので注意しましょう。
肝臓に負担をかける原因6
- 睡眠不足
睡眠時間が少ないと、肝臓をはじめ体の疲労を回復することができません。また、寝る直前の食事や飲酒は、寝ている間に肝臓が働き続けることになるため肝臓に負担がかかる原因になります。
まとめ
肝臓に負担をかける原因をご紹介しました。肝臓への負担を減らすように心がけて、肝臓病を予防していきましょう。