脂肪肝に肝臓エキスが良い理由
脂肪肝には肝臓エキスが効果的
アルコールをよく飲まれる方が脂肪肝になった場合、肝臓エキスが効果的かもしれません。
肝臓エキスにはアルコール性の脂肪肝の方に嬉しい成分がたくさん入っているからです。(ちなみに「NASH(ナッシュ:非アルコール性脂肪肝炎)」は、アルコールを飲んでいない人がなる病気です。)
アルコール性の脂肪肝には肝臓エキスが良い!というイメージがありますが、いったいなぜ脂肪肝に肝臓エキスが良いとされているのでしょうか。
脂肪肝に嬉しい肝臓エキスの魅力についてお伝えしていきます。
肝臓エキスが良い理由
肝臓エキスが良い理由1
- アルコール分解の効率が上がる
牛や豚のレバー(肝臓)から抽出された肝臓エキスには、アミノ酸がたっぷり含まれています。
アミノ酸にはアルコールの分解の効率を上げる働きがあります。
二日酔いをはやく回復させたい時や、血液中のアルコール濃度を下げたいときに役立ちます。アラニンやグルタミンなどのアミノ酸には、肝障害の改善や肝臓を再生する働きもあり、脂肪肝に嬉しい成分です。
肝臓エキスが良い理由2
- 肝臓が栄養分をしっかり処理できる
肝臓エキスにはビタミン類も豊富です。
ビタミンが足りなくなると、肝臓が栄養を行き渡らせることができなくなり、だるさや疲れやすさの原因となります。
ビタミンをしっかり摂ることで、肝臓の栄養処理能力が上がり、疲労回復や免疫力アップにつながるのです。
また肝臓ではアルコールを摂取すると、細胞を傷つけてがんなどの原因となる「活性酸素」が多く作られます。
この活性酸素から細胞を守ってくれるのが肝臓エキスに含まれるビタミン類です。
お酒を飲まれる方はビタミンが不足しがちです。というのも肝臓がアルコールの分解に忙しくなると、ビタミンの処理にまで手がまわらなくなり、栄養の吸収率が落ちてしまうからです。
お酒をよく飲む脂肪肝の方は、お酒を飲まない時間帯にビタミンの栄養をしっかりと採っておくと良いですね。
肝臓エキスが良い理由3
- レバーの栄養分が効率よくとれる!
レバーにはアミノ酸やビタミン群などの脂肪肝に嬉しい成分がたくさん入っています。
ですがレバーを食べることで摂取できる栄養分は限られています。肝臓エキスはレバーから抽出された成分ですので、脂肪肝に良い成分を効率よく摂取できます。
まとめ
アルコール性の脂肪肝を改善するには飲みすぎや食べ過ぎを防ぎ、効率よく栄養をとることが大切です。脂肪肝は治る可能性の高い病気です。
サプリメントなどで肝臓エキスは効率良くとることができます。脂肪肝は自覚症状が少ないことで知られていますが、だからこそ、肝臓の健康を意識していくことが重要なのです。