脂肪肝になることのリスク
脂肪肝のリスクとは
脂肪肝は肝臓に30%以上脂肪が溜まっている状態です。
これだけ聞くと、脂肪肝になっていても特にリスクは無いような気がしてしまいますよね。
以前は脂肪肝には大したリスクは無いと考えられていた時期もあったようです。
しかし最近では脂肪肝を放置しておくことで大きなリスクがあるということが分かってきたため、早期治療が推奨されています。
そこで、脂肪肝になってしまった場合のリスクをご紹介していきます。
脂肪肝になった場合のリスク
脂肪肝のリスク1
- 自覚症状がないため治療が遅れやすい
肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、異常があっても目立った自覚症状が現れないという特徴があります。疲れやすい、触った感じが違うなどの自覚症状が出ている場合もありますが、気が付きにくいため治療が遅れやすいというリスクがあります。
脂肪肝のリスク2
- 肝硬変や肝臓がんへの進行
脂肪肝を放置すると、肝硬変や肝臓がんといった死亡リスクの高い病気に進行する可能性があります。肝臓の病気は自覚しづらいため、気付いた時には肝臓がんになっていた、というリスクもあるのです。
脂肪肝のリスク3
- 生活習慣病の併発、悪化
脂肪肝になっているということは、他の生活習慣病も併発しやすい状態になっている可能性があります。メタボ、もしくは栄養不足の状態になると脂肪肝になるリスクが高まりますが、同時に糖尿病や高脂血症、狭心症、心筋梗塞といった様々な生活習慣病を引き起こす可能性も高まっていきます。
まとめ
脂肪肝のリスクについてお話ししました。脂肪肝を改善させずにそのままにしておくと、肝臓病や生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。病気や死亡リスクを下げるためにも、すぐに脂肪肝の改善に取り組んでいきましょう。