アルコールが原因の脂肪肝を早く改善させるコツ
アルコールが原因の脂肪肝を改善させよう!
脂肪肝は、脂肪が肝臓全体の3分の1を占めてしまった状態です。
脂肪肝の主な原因はアルコールの摂り過ぎです。
肝臓がアルコールを分解する過程では、脂肪の元となる成分が生まれ、脂肪が溜まってしまうので、脂肪肝となってしまうのです。
という訳で、アルコールが原因で脂肪肝になってしまった場合に早く改善するコツをご紹介します。
アルコールが原因の脂肪肝を早く改善させるコツ
アルコール脂肪肝の改善法1
- コレステロールを摂り過ぎないようにする
脂っこい食べ物をたくさん食べていると、内臓脂肪が溜まりやすくなります。
肝臓にも脂肪がついてしまうので、これ以上悪化させないためにも揚げ物や脂身などは食べ過ぎないようにしましょう。
油物が食べたい方は、えごま油やオリーブオイルなどの良質な油を使うようにするだけでも、かなり効果的です。
アルコール脂肪肝の改善法2
- 炭水化物は最後に食べる
炭水化物を最初に食べると血糖値の上昇が大きくなるため、中性脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
理想的な食順は、「汁物→野菜→たんぱく質→炭水化物」の順番です。アルコールを飲む場合は、ある程度胃に食べ物が溜まってからの方が良いです。
空腹時にアルコールを飲むと、胃を刺激して食欲が増加してしまいます。
アルコール脂肪肝の改善法3
- 食事は腹八分目までにする
満腹度を超えて食べてしまうと、体に吸収しきれなかった分がどんどん脂肪として蓄えられてしまいます。食事は腹八分目までにしましょう。
アルコール脂肪肝の改善法4
- 適度な運動をする
運動をして内臓脂肪を落としましょう。
ただし、脂肪肝を早く改善させたいからといって、普段運動をしていない人がいきなり激しい運動をするのはケガなどの危険性もあります。
あくまでも適度な運動を心がけましょう。歩く量を増やしたり、階段を使うようにしたり、仕事の合間にストレッチをしたり、出来そうな運動から始めてみてください。
アルコール脂肪肝の改善法5
- お酒の量を減らす
アルコールが原因で脂肪肝になっている訳ですから、お酒の量を減らすことは脂肪肝の改善にとても効果的です。適量は、日本酒換算で一日一合と言われています。
アルコール脂肪肝の改善法6
- 休肝日をつくる
中性脂肪はアルコール分解の際に溜まっていきます。
一合のお酒を分解するのには約3〜4時間と言われていますが、大量のアルコールを毎日飲んでいると肝臓は休まる暇もなく常に働き続けていることになります。
その間どんどん脂肪は溜まっていきますし、肝臓に負担がかかるので、お酒が止められない方は休肝日を作りましょう。週に2日、間をあけて休肝日を挟むのが脂肪肝の改善に効果的です。
まとめ
アルコールが原因の脂肪肝は、しっかりと対策すれば治る可能性が高い病気です。ご紹介したアルコール脂肪肝の改善法をぜひ試してみてくださいね。