なぜタウリンは脂肪肝に良いの?
脂肪肝にタウリンが良い!
疲労回復などの目的で飲まれるタウリンですが、タウリンは脂肪肝にもとっても嬉しい成分なのです。
なぜタウリンは脂肪肝に良いのでしょうか。タウリンにはどんな働きがあるのでしょうか。
また、食事でのタウリンの摂り方はどうすれば良いのでしょうか、といったタウリンと脂肪肝に関する情報をご紹介していきます。
脂肪肝に良いタウリンの働き
脂肪肝に良いタウリンの働き1
- 血液中のコレステロール値が下がる
脂肪肝の原因は脂肪が溜まりすぎることにありますから、タウリンによってコレステロール値が下がるのは脂肪肝には嬉しい働きですね。
脂肪肝に良いタウリンの働き2
- 血液をサラサラにする
血行が良くなると肝機能も向上します。体全体の機能も高まって、好循環です。
脂肪肝に良いタウリンの働き3
- 肝細胞の再生を促す
脂肪肝によって弱ってしまっている肝臓にタウリンが働きかけ、再生を促します。
脂肪肝に良いタウリンの働き4
- アルコール分解を早める
タウリンは肝臓でのアルコール分解を助ける働きがあるので、肝臓への負担を和らげてくれます。お酒を飲む脂肪肝の方にも嬉しいですね。
タウリンが多く含まれている食材
というわけで、タウリンがいかに脂肪肝に嬉しい成分かがお分かりいただけたと思います。
では次に、そんな脂肪肝に良いタウリンを効率よく摂るにはどうすれば良いのか?ということですが、食事の際にタウリンが多く含まれている食品を食べることでタウリンを摂ることができます。
タウリンは魚介類に多く含まれています。
- シジミ
- 牡蠣
- ほたて
- タコ
- イカ
- サザエ
- カツオ
- ブリ
- アジ
これらの食べ物を食べて、タウリンを摂りましょう。
煮たり焼いたりするとタウリンの量が半減してしまうので、生で食べたほうがタウリンを効率よく取ることができます。
が、しかし!脂肪肝などで肝臓が弱っている方は、肝臓の解毒作用も弱まって、生ものを食べたときに当たりやすくなっている可能性があります。
無理せず焼いてある食べ物からタウリンを摂取する方が良いかもしれません。タウリン入りの栄養ドリンクやサプリメントもおすすめです。
タウリンは体内でも作られるので、通常は不足することはありません。
ですが、最近疲れやすくなったとかよく眠れなくなったとかいった症状がある方は、タウリンを含む食事をすると効果的かもしれません。
タウリン自体は摂り過ぎても尿で排出されるので、過剰摂取の心配はありません。しかし食べ過ぎは脂肪肝を悪化させてしまいますので、食事の量はほどほどにしましょう。
まとめ
タウリンは脂肪肝に嬉しい働きがある成分です。脂肪肝が気になる場合は、ぜひタウリンを食生活に取り入れてみてくださいね。