脂肪肝の原因となる食事習慣
毎日の食事が脂肪肝の原因に!
脂肪肝の原因となる食事というと、どんな食事を思い浮かべますか?
脂っこい肉、大盛りのご飯、甘いデザート…。
これらの食事内容は確かに脂肪肝の原因となり得ます。
しかし!脂肪肝の原因となるのは食事の内容だけではありません。
脂肪肝を改善するために炭水化物を減らしたり、糖質を控えたりする前に、まずは食事のしかたを見直してみませんか?
脂肪肝の原因となっているのは、普段何気なく行っているちょっとした食事習慣かもしれません。
もしかしたら、食事の内容をそんなに変えなくても、脂肪肝の原因となっている食事習慣を正すだけで脂肪肝が改善できてしまうかもしれませんよ!
脂肪肝の原因となる食事習慣
脂肪肝の原因となる食事習慣1
- 噛む回数が少ない
よく噛んで味覚を刺激して食べることで、ヒスタミンとノルアドレナリンが分泌されます。
ヒスタミンは食欲を抑え、ノルアドレナリンは脂肪の燃焼を促進します。
あまり噛まずに飲み込んでしまうと太りやすくなり、脂肪肝の原因となります。最低でも20回は噛みましょう!
脂肪肝の原因となる食事習慣2
- 食べるのが早い
食事をしてお腹が一杯になると、脳から「お腹がいっぱいになりましたよ」という信号が届きます。
これによって、今どのくらいお腹が空いているのか分かる訳です。しかし、脳からの信号にはタイムラグがあります。
食べるのが早いと、本当はお腹がいっぱいなのに満腹感を感じられず、食べ過ぎの原因となってしまいます。
食べ過ぎた分は脂肪となって肝臓にくっついていきます…。早食いの方も、せめて15分はかけて食べたいところです。
脂肪肝の原因となる食事習慣3
- ご飯から食べている
炭水化物から食べると血糖値が上がり、太る原因となります。
血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪肝になりにくくするには、野菜→肉や魚→炭水化物の順番で食べるのが理想的です。
脂肪肝の原因となる食事習慣4
- 満腹まで食べている
満腹まで食べると消化に時間がかかり、胃や腸などの内臓に負担がかかります。
もちろん肝臓にも負担がかかり、体全体が疲れやすくなったりもします。余分な糖質は脂肪に変わり脂肪肝の原因となるので、腹八分目を目指しましょう!
脂肪肝の原因となる食事習慣5
- 食事を抜く
食事の回数を減らすと、飢餓状態のスイッチが入ります。
「次にいつ食事ができるか分からない!エネルギーを蓄えておかなきゃ!」と体が脂肪蓄えモードになり、脂肪がつきやすくなってしまいます。
1日3食と3時のおやつ、これが理想の食事です。
脂肪肝の原因となる食事習慣6
- 寝る前に食事をする
食事の後に寝てしまうと、体が活動を休止してしまうので、カロリーが消費されません。
使われなかったエネルギーは肝臓で脂肪へと変えられてしまい、脂肪肝の原因となってしまいます。寝る二時間前は食事を控えましょう。
脂肪肝の原因となる食事習慣7
- 20時以降に食事をする
BMAL1(ビーマルワン)が増加する夜の間は食事による脂肪がつきやすくなります。
BMAL1(ビーマルワン)は体内時計を整える働きがありますが、脂肪を溜め込む作用もあります。
20時より前に夕飯を済ませるのが理想的ですが、特にBMAL1(ビーマルワン)の量がピークになる22時〜2時の間は食事を控えると良いでしょう。
まとめ
脂肪肝は食事の習慣が大きく影響する症状です。何気ない毎日の食事のしかたが、脂肪肝の原因になっている可能性があります。脂肪肝を改善するためにも、まずは食事の習慣を見直して、肝臓にやさしい食事のしかたを心がけていきましょう!