脂肪肝の改善

甘い物の食べ過ぎによる肝臓への悪影響

甘い物の食べ過ぎは肝臓に悪い?

 

甘い物の食べ過ぎは肝臓に悪そうですよね。いったいなぜ、甘い物を食べ過ぎると肝臓に良くないのでしょうか。

 

 

甘い物の食べ過ぎが肝臓に悪い理由は、肝臓のしくみが関係しています。肝臓は、甘い物を上手に処理している臓器です。体内の血糖値を調節しているのは肝臓です。

 

甘い物を食べた後、肝臓はブドウ糖や果糖などをグリコーゲンに変え、たくわえます。体内の糖が足りなくなると、肝臓はグリコーゲンをブドウ糖に変えて体に送り出します。

 

糖質は体を動かすエネルギーとなりますから、肝臓が血糖値を正常に保ってくれているおかげで、元気に活動できるしくみになっています。

 

 

しかし甘い物を食べ過ぎると、肝臓はたくさんの糖質をグリコーゲンに変え、たくわえておかなければなりません。しかし食べ過ぎることで運動をしてもエネルギーを使い切れなかった場合は、余った分を中性脂肪に変えてしまいます。

 

こうして、甘い物の食べ過ぎによって中性脂肪が増えていく訳です。甘い物の食べ過ぎで中性脂肪が増えると、脂肪肝になるリスクが高まります。

 

 

脂肪肝になると何が怖い?

 

脂肪肝は、肝臓に脂肪がついてフォアグラ状態になってしまう病気です。

 

甘い物の食べ過ぎで脂肪肝になってしまうと、肝臓の機能が低下し、糖をしっかり取り込めなくなってしまいます。

 

そうなると、体内の血糖値が高くなり、動脈硬化、脳卒中、神経障害などの病気になるリスクが上がってしまいます。

 

また、脂肪肝になっても甘い物を食べ続けたりしてさらに脂肪肝が進行すると、非アルコール性脂肪肝炎へと発展し、肝硬変、肝臓がんへと進んでしまう可能性があります。

 

甘い物の食べ過ぎで肝臓の働きを低下させてしまうと、恐ろしい病気になるリスクが高まるということですね。

 

なので、甘い物が好きな方は甘い物の食べ過ぎには十分注意してくださいね!