脂肪肝の改善

脂肪肝と朝食抜き

脂肪肝に朝食抜きが良くない理由

 

脂肪肝は、肝臓に脂肪がついてしまっている状態です。

 

 

ですから脂肪肝を改善するために、まず痩せなきゃ!と思う方も多いでしょう。確かに体重が減ることでそれと比例して脂肪肝が減っていく傾向はあります。

 

しかし、朝食抜きのような方法で無理に体重を減らすことは、脂肪肝の改善にはつながりません。脂肪肝を減らしたいからといって、ただ体重を減らせば良いという訳ではないのです。

 

体重を減らすことに力を入れ過ぎると、栄養が偏ったり、栄養不足になる危険性も出てきます。食べ過ぎも脂肪肝の原因になりますが、栄養不足もまた脂肪肝を引き起こす原因となってしまいます。

 

 

また、朝食抜きによってお腹が空くと、体が飢餓状態と判断してしまいます。脂肪を蓄えるモードになってしまい、かえって太りやすくなってしまうのです。

 

こうした理由から、朝食抜きは脂肪肝の改善には適していないのです。

 

 

朝食抜き以外の脂肪肝の改善方法

 

朝食抜きは脂肪肝を改善するために適した方法とは言えません。

 

脂肪肝の改善方法として適しているのは、朝食抜きではなく、バランスの良い食事を三食食べること、いずれも腹八分目以上は食べないようにすること、そして適度な運動をすることです。

 

脂っこい食事が多いこと、満腹以上に食べること、食べた分のエネルギーを消費しないことが、脂肪肝の原因になります。

 

ですから、朝食抜きをするのではなく、三食しっかり食べて良いのです。しかし、肉や炭水化物ばかりではなく、野菜や魚、海藻類などもバランス良く取り入れ、食べ過ぎないようにすることが脂肪肝の改善につながります。

 

 

まとめ

 

脂肪肝の改善は、朝食抜きのような方法ではかえって逆効果となってしまう可能性があります。

 

朝食抜きで体重を減らせば良いということではなく、食事や運動によって健康的な生活をしていくことが、脂肪肝の改善のために大切なことです。