脂肪肝の際の肉の食べ方
脂肪肝でも肉は食べていい?
脂肪肝になると、なんとなく肉は食べてはいけないような気がしてしまいますよね。
ですが、脂肪肝だからといって肉料理を食べてはいけない訳ではありません。肉に含まれるたんぱく質は肝細胞を作る材料になりますし、適量の肉は肝臓にとって良い影響もあるのです。
食事で肉を食べるから脂肪肝になるのではなく、「肉を食べ過ぎる」ことが脂肪肝の原因になります。
つまり、脂肪肝の改善のためには肉の食べ方に気を付けることが大切ということです。
脂肪肝に優しい肉の6つの食べ方
脂肪肝に優しい肉の食べ方1
- 脂身の少ない肉を食べる
同じ肉でも、脂身の多い肉はカロリーが高く、脂肪肝のリスクを高めてしまいます。さらに脂肪の分解のために肝臓への負担も大きくなってしまうので、脂身の少ない赤身肉を食べるようにしましょう。
脂肪肝に優しい肉の食べ方2
- 肉を食べ過ぎない
1日に食べて良い肉の量は、女性は100g、男性は140gほどと言われています。もちろん個人差はあり、スポーツや筋トレをしていて活動量の多い人はもっと肉を食べても脂肪肝にはなりにくいでしょう。
脂肪肝に優しい肉の食べ方3
- 野菜も食べる
脂肪肝の改善のためには食事全体の栄養バランスが大切です。肉を食べたら、その分野菜もしっかり食べましょう。さらに、魚や大豆製品、海藻類、きのこ類、乳製品なども食べ、バランスの良い食事を心がけていきましょう。
脂肪肝に優しい肉の食べ方4
- 野菜や汁物から食べる
食事の際は食順に気を付けることで血糖値の上昇を抑え、太りにくくなります。肉から食べずにまずは野菜や汁物を少し食べてから、肉を口に入れるようにしましょう。ご飯やパンなどの炭水化物は最後に食べると良いです。
脂肪肝に優しい肉の食べ方5
- 調味料を少なめにする
肉を食べる際に気を付けたいのが調味料です。食事の際にタレやソースを付けすぎると、脂肪肝の原因になります。せっかくサラダを食べても、マヨネーズやドレッシングの掛け過ぎで脂肪肝が悪化してしまっては意味がありませんよね。
調味料は少なめにして、肉や野菜そのものの味を楽しみましょう。カロリーカットの調味料を使うのもおすすめです。
脂肪肝に優しい肉の食べ方6
- 運動をする
肉を食べた分、運動しましょう。運動不足だと食事で摂ったエネルギーが余ってしまい、脂肪として蓄えられるために脂肪肝になってしまうのです。ウォーキングやラジオ体操などの軽い運動で良いので毎日運動する習慣をつけましょう。
まとめ
脂肪肝に優しい肉の食べ方についてお話ししました。肉の食べ方を工夫して、脂肪肝を改善し予防していきましょう!