脂肪肝に効果のある治療法
脂肪肝の基本的な治療法
脂肪肝の治療法をご紹介していきます。
脂肪肝は、消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ってしまうことが原因で起こります。
消費されずに余ったエネルギーが脂肪となり、肝臓に蓄えられてしまうという訳です。
つまり、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足などが脂肪肝の原因になるということです。
ですから脂肪肝の治療法としては、エネルギーの摂り過ぎを防ぎ、しっかりと消費させていくことが効果的です。
脂肪肝を治す5つの治療法
脂肪肝の治療法1
- 運動をする
運動は脂肪肝の基本的な治療方法の1つです。脂肪肝の治療には激しい運動は必要ありません。それよりも毎日続けられることが大切なので、無理せず適度な運動を行っていきましょう。ウォーキングは手軽に始められるので、運動不足の人におすすめの治療法です。
脂肪肝の治療法2
- 食事を腹八分目までにする
満腹以上食べてしまうと、脂肪肝の原因になります。毎回の食事を腹八分目までにすることも、脂肪肝の治療法となります。食べ過ぎを防ぐために、よく噛んでゆっくり食べましょう。一口につき最低20回は噛む癖をつけると良いですね。
脂肪肝の治療法3
- 栄養バランスの良い食事をする
食事量を減らしても、食事内容が偏っていると脂肪肝になりやすくなることがあります。特に糖質や脂質は摂り過ぎに注意が必要です。
果物だけを食べる、野菜類だけを食べるといった単品だけのダイエットは、脂肪肝に効果的な治療法とは言えません。糖質過多や肝臓に必要なたんぱく質の不足など、栄養バランスを乱しがちです。極端なダイエットは控え、栄養のバランスに気を遣っていくことが効果的な治療法と言えます。
脂肪肝の治療法4
- 食事を抜かない
食事を抜くのは脂肪肝の治療法としては適していません。
食事を抜くと体重は減りますが、脂肪よりも先に筋肉が減ってしまいます。筋肉が落ちると代謝が悪くなり、余計に太りやすくなります。これが過度なダイエットがリバウンドを起こしやすい理由です。
さらに飢餓状態になると脂肪を蓄えておこうとしてしまうので、脂肪肝の原因になります。食事は抜かず、お腹が空いたらしっかり食事をしましょう。
脂肪肝の治療法5
- アルコールを控える
アルコールの摂り過ぎはアルコール性の脂肪肝の原因になります。お酒に含まれるエネルギーによって太りやすくなるだけではありません。肝臓がアルコールの分解に忙しく、脂肪の代謝に手が回らなくなって、脂肪肝になりやすくなります。
脂肪肝を早く治すには、禁酒が手っ取り早い治療方法です。脂肪肝が治っても、お酒は1日1合までにすることが再発の予防につながります。
まとめ
脂肪肝の治療法をご紹介しました。脂肪肝の治療法は食生活や運動習慣が基本となります。生活習慣を改善させて脂肪肝を改善させていきましょう。