脂肪肝の改善

肝臓がんはどんな初期症状か

肝臓がんの初期症状

 

肝臓がんは、初期症状が分かりにくい病気です。

 

 

肝臓自体が沈黙の臓器と呼ばれており、何か異常があっても痛みやかゆみなどの分かりやすい初期症状が現れないのです。

 

肝臓がんになると疲れやすい、だるい、ボーっとする、肩がこるといった初期症状を感じる人もいるようです。

 

しかし、こうした初期症状だけで肝臓がんかどうかを見分けるのは困難です。

 

 

肝臓がんになっているかどうか知るには、検査をすることが確実です。

 

 

肝臓がんが進行した時の症状

 

肝臓がんは、かなり進行してからようやく初期症状のような症状が現れることが多いです。

 

発熱や黄疸、腹痛、腹水、腹部のしこりなどは初期症状のように感じられるかもしれませんが、これらの症状が現れた頃にはかなり肝臓がんが進行してしまっている可能性が高いです。

 

初期症状のような症状が出た時には手遅れになっている可能性もありますので、定期的に検査を受けておくと安心ですね。

 

もちろん、肝臓がんがかなり進行してしまっているかもしれない、と思っても諦めないことが大切です。医学は日々進歩していますから、諦めずに取り組んでいくことで治療できる可能性があります。

 

 

肝臓がんになる原因

 

肝臓がんは、ウイルスが原因の肝炎が進行してがんになるケースや、メタボや肥満が原因の脂肪肝が進行して肝硬変、肝臓がんになっていくケースがあります。

 

肝炎ウイルスは、血液感染や加熱不十分な肉を食べることでの感染、衛生状態の悪い場所での食事などでうつる可能性があります。ワクチン摂取が開始されたことで最近では感染者が減っているそうですが、40歳以上の人は肝炎ウイルスにかかっている割合が多いようです。

 

脂肪肝は、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、栄養の偏りや栄養不足、運動不足、ストレスなどが原因で起こります。肝臓に脂肪がついてしまう病気です。脂肪肝は生活習慣を改善することで治せる可能性があります。

 

肝臓病にかかったら肝臓に負担をかけない生活をしていくことが大切です。アルコールを控え、栄養バランスの良い食事をしていきましょう。肝臓がんに進行しないよう、肝臓病に気付いたら早期に治療を開始することが大切です。

 

 

まとめ

 

肝臓がんの初期症状についてお話ししました。肝臓がんは自覚症状が分かりづらく、初期症状かな?と思ったときには末期だった、ということもあり得ます。症状が現れていなくても、検査をしておくと安心ですね。