脂肪肝の改善

糖質制限が原因で脂肪肝になるのか

糖質制限をすると脂肪肝になる?

 

糖質制限は定番のダイエット方法ですよね。

 

 

糖質の摂り過ぎは太る原因になる訳ですから、糖質制限をすれば痩せることができるはずです。

 

ところが、糖質制限をすると脂肪肝になる可能性がある、という問題点があります。

 

脂肪肝は肝臓に脂肪がたまってフォアグラ状態になる病気です。脂肪肝になると肝炎や肝硬変、肝臓がんといった肝臓病、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病になるリスクが高まります。

 

 

なぜ健康になるはずの糖質制限で脂肪肝という恐ろしい病気になるのか、それには糖質制限の仕方に問題がある可能性があります。

 

 

糖質制限で栄養不足になっている

 

糖質は体を動かすためのエネルギーとなる重要な栄養素です。

 

過剰な糖質制限をすることで糖質が足りなくなると、体が飢餓状態だ!と判断します。すると、生きていくために必要なエネルギーを脂肪として蓄えようとするため、肝臓にも脂肪がついて脂肪肝になる可能性が出てくるのです。

 

糖質を摂り過ぎれば脂肪肝になるのはもちろんですが、糖質を摂らなさすぎても脂肪肝になるリスクが高まってしまいます。

 

普段の生活で糖質をとりすぎている人は、ご飯は1食につきお茶碗1杯までにする、調味料はかけるのではなく小皿に入れて摂取量を把握するなど、適度な糖質制限を心がけていきましょう。

 

 

糖質以外の食べ物を食べ過ぎている

 

肥満や脂肪肝になる原因の多くは食べ過ぎです。糖質制限をしても、糖質以外の食べ物を食べ過ぎてしまっては、やはり脂肪肝になる可能性が高まってしまいます。

 

脂肪肝になるリスクを下げるには、適度な糖質制限と同時に腹八分目を守る、よく噛んで食べる、栄養バランスの良い食事をする、といった食生活の改善が必要です。糖質さえとらなければ痩せるという訳ではありません。

 

 

まとめ

 

糖質制限をすると脂肪肝になるのか、ということについてお話ししました。過剰な糖質制限や、糖質制限をしても別の食べ物を食べ過ぎると脂肪肝になる原因になります。糖質制限ということに縛られず、食生活全体を改善させていくことが効果的です。