脂肪肝で果物を食べて良いのか
脂肪肝に果物は良い?
脂肪肝の時、果物は食べても良いのでしょうか。
脂肪肝を治すために、普段甘い物をよく食べている場合に果物を代わりに食べるというダイエット方法を考える方も多いでしょう。
しかし、果物は健康に良さそうに見えて、実は果糖が多いという落とし穴があります。
確かに果物からは食物繊維やビタミンなどの栄養をとることができます。ところが甘くておいしい果物には果糖もたくさん含まれているのです。
果物は栄養も豊富ですが、食べ過ぎるとやはり脂肪肝の原因になってしまいます。
脂肪肝にならない果物の食べ方
脂肪肝対策のためには、果物を食べてはいけない、という訳ではありません。果物を食べ過ぎることがいけないのです。
ご飯やパン、調味料からも糖質をとっている場合には、果物の食べ過ぎによってさらにエネルギー過剰となり、余ったエネルギーが脂肪となって脂肪肝の原因になります。
果物の1日の摂取量目安は200gと言われています。りんごなら1個分、みかんなら2個分ほどです。
果物は果糖も多いですが、甘いお菓子や清涼飲料水には果物以上の糖質が含まれていることが多いです。果物は栄養も豊富ですので、適量でしたらおやつやデザートに食べるのは問題ないでしょう。
フルーツジュースの飲み過ぎにも注意が必要です。市販のフルーツジュースは糖質が多く含まれていることが多いので、脂肪肝の時には水やお茶などのカロリーの低い飲み物を飲んだ方が良いでしょう。フルーツジュースを飲みたい場合には、砂糖などを加えず自分で作ると良いですね。
まとめ
脂肪肝と果物についてお話ししました。果物は栄養も豊富ですが果糖も含まれています。脂肪肝を改善するためにも、食べ過ぎないようにしましょう。