アルコール性脂肪肝を食事療法で改善
アルコール性脂肪肝を治す食事療法
アルコール性脂肪肝を治すためには、食生活の改善が効果的です。
アルコール性脂肪肝は、お酒からのエネルギーと食事から摂取したエネルギーが消費しきれずに余り、脂肪に変わって蓄えられていくことで起こります。
さらにアルコール分解のために肝臓が忙しくなるので、脂肪の代謝に手が回らなくなってアルコール性脂肪肝が進んでいきます。
アルコール性脂肪肝は肝硬変や肝臓がんに進行する恐ろしい病気です。
アルコール制限はもちろん、食事療法で食生活を改善して、アルコール性脂肪肝を治療し予防していきましょう。
アルコール性脂肪肝の７つの食事療法
アルコール性脂肪肝の食事療法１
- アルコールの摂取を控える
アルコール性脂肪肝はアルコールが原因で起こっている訳ですから、お酒を控えることは必須です。禁酒をすればアルコール性脂肪肝は早く治ります。アルコール性脂肪肝が治った後もお酒は１日１合以下にし、週に２日の休肝日を設けることで再発の防止につながります。
アルコール性脂肪肝の食事療法２
- おつまみを食べる
アルコール性脂肪肝を予防するためにも、空腹時の飲酒は避けましょう。胃が空っぽの状態で飲酒をすることが肝臓に大きな負担を与えてしまいます。お酒を飲む際にはおつまみを食べ、肝臓への負担を減らしましょう。大豆類や野菜類などのあっさりしたおつまみと、水やお茶などの飲み物も合間に飲むとより肝臓への負担が軽減できます。
アルコール性脂肪肝の食事療法３
- 満腹にならないようにする
食事を腹八分目までにすることで、肝臓への負担を減らすことができます。満腹まで食べていると食べ過ぎで、エネルギーの過剰摂取により脂肪肝になりやすくなってしまいます。
アルコール性脂肪肝の食事療法４
- よく噛んで食べる
早食いするとなかなかブレーキが効かず、満腹まで食べてしまいがちです。よく噛むことで食べ過ぎを防げるだけでなく、唾液の分泌も促されて消化器官への負担を軽減できます。
アルコール性脂肪肝の食事療法５
- 寝る前は食べない
食事後は最も肝臓が働く時ですが、寝る前に食事をしてしまうと寝ている間も肝臓が働き続けることになり、しっかり休むことができません。寝る前３時間は食事を控えましょう。
アルコール性脂肪肝の食事療法６
- 食事を抜かない
１日２食の人は１日３食の人よりも太りやすいと言われています。栄養が足りなくなることで体がエネルギーを脂肪として蓄えておこうとするためです。ダイエットのために食事を抜くのではなく、適量の食事を３食しっかり食べた方が脂肪肝のリスクを減らすことにつながります。
アルコール性脂肪肝の食事療法７
- 糖質や脂質を摂り過ぎない
脂肪肝を減らすには、栄養バランスの良い食事をすることが大切です。糖質や脂質が多いお酒はアルコール性脂肪肝のリスクを高めます。脂っこい食事も控えていきましょう。
まとめ
アルコール性脂肪肝を治すための食事療法をご紹介しました。食事療法で食生活を改善してアルコール性脂肪肝を治していきましょう！