タンパク質不足による脂肪肝
タンパク質不足が脂肪肝の原因に?
脂肪肝は、肉を食べないように食事制限をした方が早く脂肪が落ちるイメージがありますよね。
しかし、食事制限によるタンパク質不足が逆に脂肪肝を悪化させる原因になってしまうことがあります。
タンパク質は筋肉を作るために必要な栄養素です。タンパク質不足になると筋肉量が増えず、基礎代謝が低下して太りやすくなってしまいます。
タンパク質は適度にとったほうが、筋肉量の増加につながって脂肪肝になりにくくなるのです。
脂肪肝は進行すると肝硬変や肝臓がんを引き起こす病気ですから、タンパク質不足を解消しつつ、生活習慣を改善させて早く脂肪肝を治していきましょう。
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策5つの方法
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策1
- 赤身の肉を食べる
肉を食べることでタンパク質不足は補えますが、脂身の多い肉はカロリーが高く脂肪肝に良くありません。タンパク質不足解消には赤身の肉を食べましょう。肉を1日に食べる量の目安は女性は100g、男性は140gと言われています。
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策2
- 魚や大豆類からもタンパク質をとる
タンパク質が含まれているのは肉だけではありません。魚介類や大豆製品、乳製品、卵類からもタンパク質を摂取することができます。なるべく色々な食品を食べるようにして、栄養バランスを整えていきましょう。
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策3
- プロテインやサプリメントを利用する
脂質や糖質の摂り過ぎが気になる方は、プロテインやサプリメントでタンパク質不足を解消させるという方法もあります。脂肪肝を治すためのダイエット中や、筋肉を鍛えて基礎代謝を高め、太りにくい体にしたい場合に効率よくタンパク質を摂取できます。
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策4
- 腹八分目を守る
タンパク質不足を解消させるためとはいえ、食べ過ぎれば脂肪肝の原因になります。腹八分目を守り、満腹まで食べないようにしましょう。
タンパク質不足を防いで脂肪肝対策5
- 運動をする
タンパク質を摂取したら、運動をして筋肉量を増やすことが脂肪肝に効果的です。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、内蔵の働きが高まるため脂肪肝の改善と再発の予防効果が期待できます。
まとめ
脂肪肝とタンパク質不足についてお話しました。食事制限によるタンパク質不足はかえって脂肪肝を引き起こす原因となります。タンパク質不足を解消し、脂肪肝を改善させていきましょう。